チーム
ロビン リム氏。今や国際的に有名な助産師でありブミセハットインターナショナル基金の創始者である彼女は、1995年にあるビジョンを描きました。物質的に恵まれない厳しい環境に生きる人々の生活の質を向上させる活動に従事する中で、当時高かった新生児致死率、また出産した母親自身の致死率の削減を活動の主軸とし、ビジョンはクリニック構想から具体的なプロジェクト始動へと発展していきました。
活動開始から20年足らず。これまでにインドネシア国内にバリ島とアチェの2箇所にクリニック設立され、合計スタッフ80人を擁する設備の整ったコミュニティクリニックではフル回転で日々の診療に対応しています。
年間診療数5万件以上、600名以上がここブミセハットで産声を上げています。
クリニックは24時間体制で、医師や看護師、助産師、また世界中から集まったボランティアスタッフが対応にあたります。
表舞台の裏側には、オフィスで重要な役割を果たすスタッフの存在があります。彼らは世界中から募られた基金の口座管理、寄付の割り当てなど、ブミセハットの事務一切をプロのスキルで随行します。
コミュニティへの奉仕を通したスタッフの団結はお互いを家族のように感じさせ、訪れる人々はその雰囲気を彼らの笑顔を通して感じることができます。一生懸命に仕事をこなしながらも、彼らは常に笑いや冗談を言い合ったりと、クリニックには愛が溢れています。