災害救援

気候変動の瀬戸際でコミュニティが崩壊する中、家族たちは復興に向かうため、生命と希望の始まりであり、回復の支点となる、出産時の支援を必要としています。

地球上で最もリスクが高く、最低水準の資源の中で収集したデータ及びいち早く対応にあたった助産師たちの経験から、助産師による母子看護が絶望的な状況を打開する答えになることが証明されました。病院や地域の診療所が瓦礫になり、道路は寸断され、必要不可欠な医薬品も手に入らず、停電し、避難所や食料、飲料水もない中、希望さえ失われていても、妊娠している母親たちは赤ちゃんを育んでいかなければならないのです。

真っ暗闇の中でも、ブミセハットの出産の守護者である助産師たちは赤ちゃんを取り上げる準備をしてきました。地球上で最低水準の資源と最も高いリスクの中でも、ブミセハットの熟練の助産師の助けを借り、お母さんたちは無事に出産し、母乳で健康な赤ちゃんを育てることができるのです。

Background
ブミセハットのチームは2002年のバリ島の爆破テロ、2004年のアチェ州のマグニチュード9.3の地震と津波、2006年のジョグジャカルタ、2008年のパダン、2010年のハイチ、及び2015年のネパールの地震の際に、いち早く対応にあたりました。

2013年11月8日にフィリピン中心部を襲い、9つの島に壊滅的な被害を与えたカテゴリー5の巨大台風ハイヤンの被害が残る中、ブミセハットはWadah基金及びDirect Relief Internationalと連携し、被災地に助産師を派遣するとともに医療支援を行いました。

災害救援の段階にあたる最初の数週間から数ヶ月の間、ブミセハットは、食料、避難所のタープ、衛生用品、ソーラーランタン及び浄水フィルターを供給するため、現地の医療機関、軍隊、ロータリークラブや商工会議所などの共同体、そして緊急支援にあたる多くの国際的な団体と連携しました。災害直後、また、長期的な復旧段階においても、出産関連医療に重点を置いた総合医療と傷の治療が重要と考えます。

© 2018 Bumi Sehat Foundation International
ブミセハット国際基金は、アメリカ合衆国に登録された免税非営利団体です。 ブミセハットへの寄付は、アメリカ合衆国内国歳入庁規制に従って法律で認められている範囲内で税額控除が可能です。

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